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@1年前

Hidden Agenda The Movie上映会のセルフ反省会

カレーを作り始めると同時に炊飯器のボタンを押したがご飯が炊けるのが遅いので、ご飯が炊けるまでにちょっと反省会。

それはそうと、このブログをどう使うか放置していたけれど、やっぱり、140文字では自分の書くという能力が落ちていくし、facebookのフィードに登場させる文章だとなんだかより外交的な自分しか出て来ないし、ひっそりとここを使っていく。

とにもかくにも前回のイベントHidden Agenda The Movieは、計算違いだった。特に東京での話だが、まさかあそこまで予約が来るとは思っておらず。。。本当に、来たけど入れなかった、行きたかったのに予約受付断られた、そんな方をたくさん出してしまった。申し訳ありませんでした。また上映会をしたいけれど、なんだかもう時期を逃してしまった気がするのと、冬の寒さで脳が機敏に動かず何も着手できないでいる。

何が原因で、予約が定員に達しても途絶えなかったのか?

今話題の風営法にかぶる部分もある映画だということはひとつの原因だと思うのだけれど、その他の原因があまり思い当たらない。「香港のインディーシーンとかみんな興味があるんじゃないんですか?」と確かアップリンクのスタッフの方に言われたが、なんとなく、それに納得がいかない。

うーん、なんだったんだろう。

あと、イベントの運びに関しては、あれぐらいちゃんと動員できるなら通訳を立てるべきだった。広東ー日本語の通訳を。私の英語通訳がもじもじした感じで本当にすみませんでした。

あれ、謝ってばっかり。

あと、今回いろいろ自分の頭を悩ませたのが音楽業界にはびこる「ゲスト」という制度。

音楽の現場は、オールスタンディングで行なわれることが多いし、ゲスト枠というものがあったりなかったりで、「あ、じゃあ〇〇さんゲストで名前書いとくね」「よろしくー」みたいなやりとりを経て、「関係者」とされる「ただの友人」が一般料金のチケット代を支払わずにドリンク代のみもしくはディスカウントチケットで入場できるというしきたりがある。

今まで私は散々この制度にお世話になってきた。たくさんのバンドやスタッフの方々に、ゲストリストに「山本」と書いてもらってきた。そして、一般の入場料金を払わずに、関係者面してライブを見たことが多々ある。

でも、今回の上映会でこの「ゲストしきたり」で悩んだことから、もう、ゲストで入場するのは辞めようと思った。でも、これも断言できない。極力、としか言えない。今後一緒に何かやる相手なら、ゲストで入る方がお互い気持ち良い時もあるしなあ。難しい。

HA The Movieの上映会のセルフ反省会としてのゲストの問題は、もう一般入場で定員ギリギリのラインで「この人をゲストで入れて」と香港サイドから頼まれることだった。その気持ちも充分わかる。でも、場所は映画館だ。立見でいいと言われても、立見が出ることによって他の一般入場客が映画を見づらい状況が起こる。

そんなことがあって、もうそもそも入るのを断った人や、香港サイドに「ゲストで」と頼まれても「お金払ってください」とお願いした人もいるし、もう何が何やらわからない状況になっていたような、上映会だった。

まあ定員を堅く守らないといけなかったというのは今回のイベントの場合だけであって(映画を見せる場なので)、話を戻すと。とにかく、日本だけに関わらず、アジアも、音楽イベントにゲストというしきたりが密接に結びついているなあと思う。

私もゲストで色んな音楽イベントに出入りしてきた身だからズバッと言えないけれど、最低限、見たいと思っていくイベントなら、あのバンドに会いたいと思っていくイベントなら、チケット代、払いませんか?

あの制度が、音楽イベントの価値を落としている気がする。

で、音楽イベントにしか関わってない人は、ぜひアートスペースでやってるトークイベントとかちょっとアカデミックな、違う人種の来る場に行ってみて、可能なら内部の人と運営について話してみてほしい。普通のトークイベントとかなら、本当の本当の関係者(例えば、次のイベントで呼ぶゲストに参考に見に来てほしい場合など)しか招待されていない。つまり、見に行きたくないなら付き合いだけで見に行く必要がないし、見に行きたいならお金払って入れば良い。お金ないなら短期バイトしたら半日で稼げるチケット代設定がほとんどだし。

「友達のライブに前売り料金を払う」という観点で考えるより、まずは第一に、「付き合いで見に行く」ということを、即刻やめたほうがいい。良くないバンドのライブには客が入らなければ良い。アンダーグラウンド音楽を取り巻く変な風習は本当に不健康。

「私は今回の上映会をそれなりに自分にお金がもらえるぐらい努力してオーガナイズしているし、あなたたちも映画を必死で作ったんでしょ?これはプロフェッショナルワークだから、チケット代は払ってもらうべきだ。」という主張を私は香港サイドに必死でしていた上映開始約1時間前。ああ、なんか懐かしい。

ただ不思議なのが、それで懲りたという訳でもなく、こういうことで海外の人と話を揉んでたまにはディスカッション、お互い強く主張したりする、まあいわばコミュニケーションっていいなと思った。おかげで、香港の友人達との関係は、分厚くなったと思う。

@1年前
#反省会 

展示企画終了。次へ。

最終展示会場、大阪ON THE BOOKSでの展示期間も終了。

Offshore: アジアのアートなおみやげ展/Souvenirs from Asia

http://www.offshore-mcc.net/2012/06/souvenirs-from-asiaoffshore.html

梅田での打ち上げを経て、タクシーに乗り地元に戻り、

帰り、歩きながら見た西の空の月のなんときれいなことか。

大阪、

何かとお金の関わる事には厳しく、横の繋がり、つまりは口コミが制す街。

どうなることかと思いきや、参加していただいた3名のデザイナーさんの影響力もあって盛況、販売していた作品も予想以上に売れました。

大阪のみなさん、ありがとう。

また、大阪で何かやります。

@1年前
#エッセイ #offshore 

あと一息『アジアのアートなおみやげ展』

あと一息で、Offshoreが7月に開催する展示企画『アジアのアートなおみやげ展』の詳細を告知しようと思います。正直なところ、まだ一部会場の日程がフィックスされておりません。

ですが、展示する作品・製品は出そろいまして、(まだ届いてないものは2点ほどあるのですが)我ながら素晴らしい7点をじっくり楽しんでいただけるものとなると思います。

日本から海外へ。OffshoreがOffshoreと名付けられたのもそこからなのですが、最近ニュースや周りの話を聞いていると、今私は「海外から国内へ」を意識する方が先だと思いました。

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@2年前
#エッセイ #offshore 

おばちゃんを祝福する

おばちゃんは、一人暮らしするための部屋を借りたと言う。

「一歩、二歩、三歩四歩五歩歩いたら、もうベランダやねん。」と笑う。

小声で私に言う。「ちょっとずつな、荷物運んでいくねん。」

夫に愛想をつかし家出をする。おばちゃんの人生は、あと何年?

おばちゃんの新しい人生には、どんな幸福が待っているだろう。

人の原動力は、怒りと悲しみと悔しさか。

ネガティブな感覚を、ポジティブな行動に変えていく。

@2年前
#エッセイ 

maillto:だいちゃんの友達へ──maillog

最近何かと聞かれる台湾情報についてのメイルログ
──略──
一応、3月に台北に行く友人の為に作ったマップがあるのでこれよかったら見てみてください。

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@2年前・リアクション2件
#maillog 

シンガポール。マレーシア。

キューバに行った後、私はよくこう言っていた。

「バックパッカーはみんな『インドに行って価値観が変わった』とか言うけど、本当に自分の価値観を変えたいならキューバに行くべきだ。」と。

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@2年前

台湾におけるデザイナーとは?

先日、Offshoreが1日1300アクセスという奇跡的な記録を残した。

(写真ではわかりにくいが、右の「昨日のページビュー」というところに確かに1300を上回る数字が書いてある。)

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@2年前
#エッセイ #デザイン #台湾 

Ahkokと見た大阪の記録

東南アジアのとある国の友人とfacebookでチャット。彼は日本に住むことを決めたらしい。某芸能事務所(音楽系アーティストも多く所属する)の面接を受けて、実際のところ採用されたのかされていないのかはわからないけれど、日本に住むことを決めたと。彼はやっていたバンドを辞めて、まあ、その理由は東京移住どうこうよりもバンド内の政治が原因とのことだが、文字チャットの文面からは彼がとても日本に期待を抱いているのがひしひしと伝わった。

それで、私からの返しはいつもお決まりの「日本なんて良くないよ」というネガティブ。いや、実際のところは、また日本で定期的にhanging outできることは楽しみにしているし、彼が日本に住むならとても良いことだと思う。経験として。彼は日本語をとても流暢に話すし。

ただ、日本社会に蔓延するタブーや無意味なルールに疲弊するんじゃないだろうかと思い、心配だ。海外の友人に言いたいのは、

「ジャパニーズとして日本でやってくのも大変なんだよ」ってこと。

少し前のこと。12/28に香港のAhkokという友達が来阪。Ahkokは香港のライブハウスHidden Agendaのスタッフでありアクティビスト。日本で言うところの「アナーキスト」なのかもしれないが、キャピタリズムを情熱的に否定しなかったりする彼は若干アナーキストの定義からはずれるか。彼はなかなか良いギターテクニックを持ったミュージシャンでもある。アジアの友人にありがちな、「東京は行くけど大阪は行かない」パターンかと思ったら、HiddenAgendaマネージャーKimiのプッシュもあったのか、大阪に来てくれた。

でも、来日および来阪が決まったのが直前。私はパートタイムの労働とかぶっていて、残念ながら一晩しか一緒に遊べなかった。

それでも大阪を紹介したルートは我ながら良かった。

まずは心斎橋アップルストアで待ち合わせ。

アメ村>TIME BOMB>味穂>スタンダードブックストア>FLAKE RECORDS>堀江FUTURO(某音楽フェスの忘年会に少し参加)>キタに移動して天五周辺>とっつぁん前(ラストオーダーが終わっていたため)>竹乃膳

いつも通り、アメ村を紹介する時は「もうここは過去の街だ」と紹介する。その度に、三角公園を見て、あの頃あれだけ盛り上がっていたのはいったいなんだったんだろうと思う。TIME BOMBは外国人を連れていくには最高の場所。大阪で唯一、タワレコやHMVではない店であの規模で、ローカル臭もして、店自体が見やすくてストイックでポップさもある。自分が普段買い物に行くわけではないけれど、その存在にいつも感謝。

Ahkokと話したことを忘れぬうちに少しメモ。

Ahkokは今年、キューバに行く予定があると言う。アクティビストのレジデンツワークのようなものに参加するのだとか。スペイン語は必ず勉強した方がいいということと、街を歩けば必ず「チーノ!(キューバ人が嘲笑の意味も込めてアジア人に向けて放つ言葉。中国人の意。)」と言われるから腹が立つよ、ということなどを伝える。

「日本ではヒッピーの人たちには『お金がないけどハッピーで、医療もタダで、有機農業ですごいんだ』と言われているキューバだけど、私は2ヶ月いてキューバの人たちの生活に対して肯定的になれなかった」ということも話す。

あと、日程が決まれば必ず連絡してくれと伝える。「キューバのハバナでは素晴らしい黒人音楽のライブやってるんだ。でも、旅行者にはかなり見つけづらい。現地で音楽を学んでいる日本人と友達になってルンバのライブに連れてってもらった。その友達に聞いて場所やライブの情報を伝えるから、ぜひ、観光客向けのライブじゃなくて、現地の黒人のための黒人によるライブを見てほしい。」

「農地を少し見に行ったけど、あれは作物が育つ良い環境じゃなかった。それに、キューバ人にお金があればすぐに農薬買って使ってるだろうと言う人もいる。あと、お金がなくてもハッピー、それは確かにそうかもしれないけど、私は政府の批判をできない不自由さをどうかと思う。」

あ、そういえば、キューバのことはあまり触れないことにするんだった。

味穂ではたこ焼き(というか味穂のたこ焼きは基本明石焼。)やどて焼、明太出し巻、ソバメシなどをつまむ。Ahkokは日本酒が好きとのことで熱燗。私はビールで。

たまにどっと湧く店内。Ahkokは12/23から東京に滞在しているが、こういった庶民的な居酒屋を体験したのはその時が初めてだったらしく、「確実に日本でのベストレストランだね」と言う。

最近はロンリープラネットや欧米人向けガイドに庶民酒場が載るようになったとはいえ、確かに、こういう場は外国人が簡単に見つけられるところではないよなあ。

お酒を飲んで湧く人たちを見て、「楽しい人たちだ」というAhkokに対してすぐさまネガティブツッコミを入れる私。

「日本人はね、酒飲んだ時だけオープンになる。酒飲んでないときは、静かで、無愛想で、無関心。お酒飲まないと会話ができない。まさにアル中だよね。」

香港で私が見た2012年9月の愛国教育反対デモの話もする。Ahkokが、「あのデモは主催者が途中でやめちゃって…」と話し出したときに、私は「主催者は選挙直前に政治に利用されるのが嫌でやめたんでしょ?」と言う。

「確かにそうなんだけど、僕は、香港の人たちはちゃんと政治に絡まないといけないと思ってる」と言う。

「主催者は10代の若い子たちだった。若い子に限らず、政治の話になるとみんな寄って来なくなる。あのデモがなぜあそこまで人を集められたのか。(主催者発表では12万人が参加したと言う。)政治が絡んでいなかったからだよ。あれが政治に関するデモだったらあそこまで集まらなかったと思う。みんな自分の子供に中国大陸の教育を受けさせたくないから参加しただけ。直接的なことや、中国に関することならみんな動くんだけど、肝心な香港の政治になると、みんな動かないんだ」と。

なんか、日本も一緒だなあと思う。香港の人たちは、中国化されることを嫌がっているから六四天安門事件の日のデモにも総出で参加し、2012年9月愛国教育反対デモにも人が押し寄せた。そんなことから、香港人は中国化を嫌う=香港人は政治に興味がある、と勝手に判断していたけど、それは自分のなかで都合良く考え過ぎだったのかもしれない。

先日の衆院選挙の話を少し例に出す。日本はおそらくそれがもっと酷い、と。Twitterでは今度こそ変わるんじゃないかと興奮していたのに、結果はTwitter住人がみな落胆するような状態だったと。

AhkokはKimiと違って良く飲むので、こちらも酒が進み、なんだか久しぶりに暴飲暴食の夜だった。

Offshoreをやっていてよく戸惑うことがあるのだが、日本で、東京で、大阪で、煙たがられている人や事象があるように、香港でも似たようなことがある。派閥と言うか、でも、日本で言う派閥ほど深刻なものではないのだけれど。

それなりに深くなってきた香港の人たちとの友情だが、たまに、誰は誰を良く思っていない、というような事を聞くと、純粋に辛いと思う。

まあでも、それほど後を引く事でもなく、現地で煙たがられている存在がつくりだすものは、海外にいる私から見てあまり興味の持てない存在だったりする。

言葉が通じ合わなくても、作品や物事の真髄にあるコンセプトと、それに対しての自分の気持ちは、信じられるというわけだ。ものすごくふわりとした抽象的な表現だが、これ以上わかりやすく説明する術がない。つまりは、自分の目と耳と感覚を信用して突き進むのみ。

何かもっとAhkokと面白い話をしたような気がするのだが、思い出せないので今日はこれまで。

@1年前
#エッセイ #offshore 

"Offshoreのwebサイトには、インタビューや読み物としての記事を今後できるだけ掲載しないこととします。取材にもとづいて書いた記事は、今後、他の媒体に提供させていただきたいと思っております。
Offshoreではない他のメディアに掲載していただくことによって、取材させてもらったアーティストや場所を、より多くの人に知っていただけます。また、Offshoreとしてもアジア渡航のための資金を原稿料により少しでもカバーしたいと思っております。"

@1年前・リアクション1件

ミミズだってオケラだってアメンボだって

家に帰ると、家の前に白いセダンが止まっていて、中から女の子が出てきた。

走り去る車に笑顔で手を振る女の子。

車に乗っていたのは男の子ひとりで、どんな人だったかよくは見ていないけど、一般的に言う「付き合っている」ような関係だと思われる。

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@2年前
#エッセイ 

ソフトを面白くしてほしい。

インターネットで何でもできる時代。

お金を払ってもらったうえで現地に足を運んでもらい貴重な時間を割いてもらうとすれば、来場者もそれだけの対価を求める。お金(入場料と交通費)と時間を割いて参加した分の対価を。

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@2年前
#エッセイ 

今の日本には、外の空気が、必要だ。

 帯状疱疹という病気にかかって、数日間、これでもかというほど寝ていました。私は寝ることが大好きなので、いくらでも寝ることができます。たまに、台湾のBoodayというデザイングッズストアのTシャツで、こう書かれたものを着ています。

8hours work

8hours live

8hours sleep

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@2年前・リアクション2件
#エッセイ #offshore 

誰のためのアート

もうひとつ、今回の旅で感じたことがある。

アートや音楽って、いったい、誰のための、何のためのものなんだろう?

クアラルンプールのLCCターミナルで、シンガポール行きの飛行機を待っているあいだ、いろんな人たちを見た。様々な国籍の人、様々な職業で空港で働く人、様々な年代の人。

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@2年前
#エッセイ 

阪急電車

約1ヶ月程前、阪急電車の梅田駅で見たあるおじさん。おじさんは、梅田駅のホームで大声で歌っている。その歌声は、ごく一般的な歌声ではなくて、我修院達也のようにビブラートの効いた歌声だった。

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@2年前
#エッセイ